cecile's Bathroom

都内勤務の会社員。女の子がバスルームで過ごす時間のようなブログ。

心が折れてしまわぬ前に。

 

 

 

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今日、友人2人(今回は服飾時代の友達であり、唯一今も継続した交友関係がある親友たち)と3人で1日過ごしていたのだけれど、そのうち1人が仕事を辞めたいとのことでその話を主にしてた。

仕事って、辞めたいって思うことはきっと誰でもあるけれども、「○○○○の理由で辞めたい」っていう明確な理由はなくて、小さな小さなストレスや会社との考え方の違いとか人間関係とかが積み重なって、大きく崩れてしまったときに、「あっ、ダメだ、もう、1秒でも早く辞めたい…今日はもう会社に行けない」ってなるんだなと。

明確な理由なんてなくて。

 

でもそれって、1人だけで抱え込んでしまうと、

「自分が弱いだけで他の人から見たら全然たいしたことなくて、自分だけが辛がっていて、逃げてるんじゃないか?」

「ほかの会社に行ったって、自分は弱いから情けないから甘えてるから、また同じことの繰り返しなんじゃないか?」

「次の会社に行ったって、幸せになれるなんて限らないじゃないか…」

って思ってしまって、どんどん1人で追い詰められてしまう。

 

今日、話しながら自然と涙を流す友達を見て、

「つらかったんだね、大丈夫だよ、もう辞めたっていいんじゃない?」

「無職の期間がもしあって、家族といるのがつらかったら、うちに来なよ」

って話をしてたら、うなずきながら泣いてて。

 

 

そうやって人って無意識のうちに、我慢したり追い込んでしまったりして、ある日突然限界が来るんだなって。

もちろん、そういう人だって休日は楽しく会話したり買い物したりできるんだけど、仕事のことを考えたり、思い出したり、話したりすると辛くなってしまうんだろう。

 

当然、辞めるかどうかは彼女の決断になるし、私たちには助言することも誘導することも、どうすることもしてはいけないし、できないけれども、自分にとって大切な人が少しでも様子がおかしかったり、つらそうなことがあったら、いち早く気づいてあげてケアしてあげることで守ってあげられるのかもしれないなと思った1日。

 

最後に彼女が「自分はそこまで辛くて悩んでるつもりなかったからびっくりした。こんなに私を心配してくれてる人が2人もいるんだって思ったら、安心したし、嬉しかった」って話してた。

 

私もツライことがあったら、少しずつ軌道修正したり、周りに優しくしてもらったり、こころのメンテナンスをすることも仕事のうちの1つにするべきなんだなって思いました。